【VINTAGE TIFFANY POP-UP EVENT】
5月18日(土)〜 5月21日(火)at ROLLOT
5月24日(金)〜6月4日(火)at MATHEMATICS
(excluding 5/29&30)
VINTAGE TIFFANY & CO. POP-UP EVENT vol.4
【 VINTAGE TIFFANY & CO. POP-UP EVENT vol.4 】 を18日 (土) より開催いたします。
1960年代〜2000年代にかけて発売されたプロダクトを中心に、150点を超える数のジュエリーをご用意し展示販売致します。 (一部1890年代のアンティーク商品もございます。)
第4回となる今回は、エルサ・ペレッティ、パロマ・ピカソの作品はもちろんですが、過去3回のイベントでは数点しかご用意出来なかったフランク・ゲーリーの作品にも注力し、1年をかけて収集いたしました。
このようなまとまった数のゲーリーコレクションを一度にご覧いただく機会はなかなかございません。この特別な展示をお見逃しなく、ぜひ足をお運びくださいませ。
※以下ティファニーオフィシャルより抜粋
フランク・ゲーリーについて
フランク・ゲーリーは、アメリカのロサンゼルスを本拠地とする、カナダ・トロント出身の家です。
フランク・グーリーは世界的に有名な偉大な建築家であるとともに、家具ザイナーとしても知られ、ティファニーとタッグを組んで発表したフランク・ゲーリーコレクションは、その斬新な材質使いと美しいラインを描くデザインが高く評価されています。
特に、ゲーリーが手掛けたティファニーの宝飾品の中で、最もシンプルでベーシクションとして知られる「トルク」は、直線的に緩やかなねじれを加えたような独特なフォルムを持ったスクエアモチーフのジュエリーで、ティファニーに新しい風を吹き込んだ美しいラインとして知られています。
フランク・ゲーリーコレクションのジュエリーは、シャープなライン、建築家らしい計算しつくされた構成で作られていて、数多く存在するティファニーのコレクションラインの中でも、大変独創的かつ魅力的です。ティファニーとフランク・ゲーリーの邂逅によって生み出されたジュエリーは、これからも多くの人々の心に迫る美しさを放ち続けることでしょう。
フランク・ゲーリーの代表的な建築作品
ビルバオ・グッゲンハイム美術館(スペイン)
ゲーリー自邸(ロサンゼルス、サンタモニカ)
ウォルト・ディズニー・コンサートホール(アメリカ、ロサンゼルス)
エクスペリエンス・ミュージック・プロジェクト(アメリカ、シアトル)
ダンシング・ハウス/ナショナル・ネーデルランデン・ビル(チェコ、プラハ)
ヴィトラ・デザイン・ミュージアム(ドイツ)
シドニー工科大学ドクター・チャウ・チャウ・ウイング棟(オーストラリア、シドニー)
スプルース・ストリート(アメリカ、ニューヨーク)
IACビル(アメリカ、ニューヨーク)
ノートン邸(アメリカ、ヴェニス)
フィッシュ・ダンス(日本、神戸)
※以下ティファニーオフィシャルより抜粋
【エルサ・ペレッティについて】
卓越した職人技が光る斬新なデザインの数々を通して、デザインの世界に革命をもたらし、女性のジュエリーの身に着け方を永遠に変えたエルサ・ペレッティ。
彼女が残した伝説は、これからもインスピレーションの源であり続けます。
デザイン界の真のパイオニアであるペレッティは、1974年にティファニーに加わり、その前例のない美的感覚で脚光を浴びました。
イタリアで生まれ、ローマとスイスで教育を受けたペレッティは、インテリアデザインの学位を取るために最終的にローマに戻りました。
1969年まで、彼女はニューヨークとバルセロナでファッションモデルとして活躍し、その頃にオリジナルジュエリーのデザインを始めました。
アメリカのファッションデザイナーであるジョルジュ・ディ・サンタンジェロが彼女の作品のいくつかをファッションショーで起用し、すぐさま多くの名声を得ました。
ちょうどその頃、彼女は伝説的なデザイナーであるホルストンと出会いました。彼は彼女の長きにわたる友人となり、多くのコラボレーションが生み出されました。
ボトルやオープンハート、ビーンデザイン、ボーンカフなど数々の珠玉のコレクションを10年に渡り発表し続け、ジュエリーデザイナーとしての成功を収めたエルサ・ペレッティ。
1980年代になると、彼女のコレクションにチャイナやクリスタル、シルバーなどのホームデザインが加わりました。
彼女のデザインするジュエリーのように、新たなホームデザインも、その滑らかな形状や柔らかな感触が賞賛されています。それらは生活への慈しみ、おもてなしの心の温かさ、美しさと実用性が常にともにあるべきだという考えを巧みに表現しています。
エルサ・ペレッティのデザインの数々は、ロンドンの大英博物館、ニューヨークのメトロポリタン美術館、マサチューセッツ州のボストン美術館、テキサス州のヒューストン美術館において常設コレクションとして展示されています。
何十年にも渡り、そのスタイルや美しさ維持できるデザインはほとんどありません。しかしペレッティのデザインは、現在でも今まで以上にモダンなものであり続けています。
【パロマ・ピカソについて】
パブロ・ピカソとフランソワーズ・ジローという芸術家を両親に持ち、生まれながらにしてクリエイティブな芸術家であった、パロマ・ピカソ。
フランスで育った彼女は芸術に囲まれて、自分自身でもアートを生み出すよう常に促され、意欲的に取り組みました。子供時代のお絵描きから、ティファニーを代表するジュエリーコレクションの世界に羽ばたいていったのです。
1980年代のニューヨークで巻き起こったアートと文化の流れを体現したパロマは、革新的な才能が認められて Tiffany&Co.に採用されました。
1979年に開催された展示会に向けてテーブルセッティングをデザインするよう採用されたパロマは、1年も経たないうちにティファニーに欠かせない人物となり、自身の名を冠したパロマグラフィティジュエリーコレクションを築きました。
このコレクションはデビュー当初からデザイン界に旋風を巻き起こし、現在でも彼女を代表するコレクションとなっています。
1970年代当時、破壊行為だと考えられていた落書きからインスピレーションを受け、貴金属を用いて、誰もが欲しくなるようなジュエリーを制作しました。
1980年代の大胆でカラフルなジェムストーンのトレンドの先駆けとして、パロマが最初に手掛けた作品の多くは業界から完全に無視された状態でした。
彼女が招かれたティファニーとの会議では、ティファニーの全種類のジェムストーンがテーブルに並べられ、自由に選択できるようになっていました。「本当に魅了されました。これほど際立つ、鮮やかな色彩があるなんて知りませんでした。私はあらゆるジェムストーンを駆使して作品を作り、自然が生み出してくれるものには限界がないということを知ったのです。」彼女のジェムストーンへの愛情は、オリーブリーフ、パロマ・ピカソシュガースタック、そして最近ではパロマ・ピカソスタジオコレクションの中で表現されています。
パロマの作品はその色使いだけでなく、デザインに込められた意味も愛されています。その多くが、お守りのような存在となっているのです。この特徴は、メンズコレクションにも顕著に現れています。
パロマ・ピカソの作品は、スミソニアン国立自然史博物館とシカゴの自然史博物館に所蔵されています。
1988年にはファッション・グループインターナショナルから業界への功績が讃えられました。The Hispanic Designer Incからは、優れたデザインが認められて MODA賞を受賞し、インターナショナル・ベストドレス・リスト・ホール・オブ・フェイムにも名を連ねています。
2011年には、ワシントンDCの国立女性美術館でパロマの作品展が開催されました。
彼女は現在も、新しい作品を世に送り出し、既存のジュエリーデザインを発展させています。彼女が常に口にするように、「一番優れたデザインは、これから生まれるデザインなのです。」
【TIFFANY&Co.(ティファニー・アンド・カンパニー)】
言わずと知れた世界5大ジュエラーであるTIFFANY(他Cartier、BVLGARIVCl&Arpels、Harry Winston)1837年、チャールズ・ルイス・ティファニーが文具とファンシーグッズ(小間物、装身具、ごく若い女性向けの可愛いらしい装飾品の類)を扱う小売店としてニューヨークに開店、180 年以上の歴史を持つ5大ジュエラーの中で最も老舗のジュエリーブランドです。
その長い歴史の中でジュエリー、銀食器、時計、テーブルウェア、小物と、そのアイテムは多彩だが、特にジュエリーでは19世紀末以降、高度な職人技が認められて数々の世界的な賞を受賞、世界の王室やアメリカの上流階級から圧倒的な支持を受けました。
20世紀に入っても TIFFANYは才能あるデザイナーを採用するという創設者が築いた伝統を継承し、どの世代においてもそのデザインの質の高さにおいて他の追随を許さない確固たる地位を守り抜いてきました。
1972年に日本でのビジネスを開始(三越にサロンをオープン)して以来、日本はTIFFANYの世界における最も重要、かつダイナミックなマーケットに成長し、今日世界20数カ国に200以上の店舗があります。